
①のし瓦を撤去し、中の土の状態です。雨水の入った後もあります。
昔は土を塗り、その上に漆喰を塗る施工をされていました。
②次に土を撤去し、瓦の状態をチェックします。ここが棟部で重要!!
①棟部下の瓦の固定ができているか(釘止め・シーリング)
なぜ大事なの? 皆さん家の基礎を想像してください。基礎の上に何も固定せず家を乗せるとどうでしょう?
地震が来ると倒れますよね。屋根は震度3以上の地震でも何かにしがみつかないとおれません。(今回で経験しました)
それが震度4・5・6となればきちんとした仕事(固定)をしないと落ちます!当たり前!!瓦の固定ができていないと
棟部なんてガタガタガタで崩れます!あっというまに……。しかし、瓦の固定をすることで防ぐ事ができます!
そこが当社の目に見えない努力!価値ある技術なんです!!
【余談】釘にはすごい力があります。釘は50年100年柱を支えます。瓦を固定してくれます。凄いでしょ?
一本の釘を大事にできる。そんな若き瓦職人を育てていきます。
③釘(ステンレスネイル)で地瓦を固定しました。※この瓦実は穴が開いていない瓦だったんです。でも安心。
当社は全部ドリルで穴を開け釘を打ちます。(結構音がします)
【余談】現場の音って大事なんです! 手抜き工事かどうかがわかるんです。屋根屋はグラインダーの音、
ハンマーで瓦を割る音、瓦揚げ機の音、屋根を歩く音、会話、ドリルの音、ビスを打つ音、耳をすまして聞いて下さい。
釘を打っていない。ドリルで穴を開けていない。会話の内容が文句など 絶対にわかりますよ!
屋根屋どうし近所で向かい合わせに。仕事見なくても他社がどんな仕事をしているかわかるんですよ!
④次にのし瓦の施工 のし瓦は銅線できちんと連結します。なぜ? のし瓦の長さは265ミリ(よく使う寸法)なんです。
それを棟部に置いたナンバン土に転圧して固定していきます。しかしそれだけでは外れやすいので、
きちんと銅線で連結していきます。当社はオリジナルで塩ビパイプを真ん中に入れ塩ビパイプに連結していきます。
塩ビパイプは腐らない。水に強いので使用しています。ここまですれば震度4・5・6・7・8きても大丈夫!!!
⑤ではお披露目です。いぶし瓦のし3段 6寸丸1段の計4段積みです。
⑥鬼部です。漆喰は巻いていません。なぜ? 鬼部に漆喰を巻くと10年~15年すると取れる恐れがあるのです。
漆喰を巻くときは(お客様希望)コーキングを塗ってから巻きます。
【余談】瓦とコーキングの相性は抜群です。皆さんコーキングは一生もたないでしょう? と言う声が多いのですが、
瓦の寿命と同じだけもちますよ! だから安全なのです。