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1枚目の写真をご覧いただくと屋根が色褪せしていることが分かります。
色褪せはすぐに問題が起きる訳ではありませんが、劣化が始まっている証拠です。

3枚目の緑色のようなものはコケです。塗膜が劣化すると屋根自体が水分を吸収しやすい状態になってしまいます。防水効果が切れて、常に吸水した状態になると空気中に漂うコケの胞子が屋根に根付き、繁殖します。

4枚目、5枚目の写真ではひび割れが確認できます。外壁にひび割れが起きる原因は乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラック、ヘアクラックの4つが主な原因です。ひび割れは放置せず、見つけたらすぐに対処することをおすすめします。

屋根自体の劣化を直したい場合は、塗装ではなく屋根材を全部交換する葺き替えや、既存の屋根の上に重ねて屋根材を取り付けるカバー工法が必要となります。そこで今回は一部のみカバー工法を行いました。

それでは施工中の様子を見ていきましょう！

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〈1枚目〉高圧洗浄工事
高圧洗浄をします。
外壁表面の苔やカビ、汚れなどを落とし、塗料の密着性をよくするために行います。　　　　　　　　　　　　　　　　　
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〈2枚目〉下地処理(コーキング増し打ち工事)
下地処理を行います。こちらの写真ではコーキング増し打ち工事を行っています。コーキングとは、外壁材の隙間を充填するために使われるゴム状のものです。外壁の隙間から雨水などが入り込まないようにしたり、コーキングの柔軟性で地震などの揺れで外壁にかかる力を軽減させたりします。
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〈3枚目〉下地処理(ケレン工事)
下地処理を行います。こちらの写真では金属部のサビ落とし（ケレン）を行っています。サビなどを取るのと同時にわざと被塗面に凹凸をつけて塗料の付着をよくします。
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〈4枚目〉サビ止め　※鉄部のみ
サビ止めの塗料を塗ります。サビ止め塗料とはその名の通り、金属の腐食を防ぐ効果のある塗料のことを指します。その後、中塗り、上塗りと仕上げていきます。
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〈5枚目〉外壁塗装工事
下塗り、中塗りを行います。下塗りは塗装ムラを防止したり、接着剤のように中塗り・上塗りで使う塗料の定着を助けたりする役割があります。中塗りは平らで滑らかな下地にしたり、上塗り材の補強したりする役割があります。一般的には中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。塗料は【エスケー化研　プレミアムシリコン】を使用しました。
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〈6枚目〉外壁塗装工事
上塗りを行います。中塗りと同じ塗料を重ね塗りするのは、外壁をおおう塗膜に十分な厚みをもたせるためです。下処理を十分に行った上で上塗りを規定内の希釈率で２回塗りすることにより、はじめてその塗料の持つ耐久性が確保できます。