雨漏り、それは突然に。でも気づいた時には、病気のように転移していることが多いんです。

天井が落ちてくるほどの雨漏り

雨漏りのご相談でお電話いただきました。
「天井がぼろぼろと落ちてきて廊下から結構雨漏りがしていて困っている。
20年前にリフォームで増改築をしたので、棟の繋ぎ目にある大きな樋からオーバーフローしたのが原因かなと思う。」というご相談をいただきました。
まずは現状確認させていただくために、さっそく調査にお伺いしました。

施工前

①

②

③

④

⑤

※サムネイル画像のクリックでメイン画像を切り替えます。

雨漏り調査

①②谷板金が劣化して穴が空いています。ここから雨が漏れています。
③大棟の瓦がかなりズレています。
④⑤５寸丸　コケが生えており、中の土も流れて出しています。

お伺いして調査した結果、
・雨を流す谷の板金が劣化して穴が空いてしまっている。
・棟がずれたり、漆喰が劣化して剥がれ落ちてしまっている。
・雨樋が破損して、水量も少ない。
ということがわかったので、谷板金の交換、棟・五寸丸の積み替えと、雨樋は竪樋の落としところを変更して雨水の通り道を確保することに決まりました。

N様邸基本データ

住所	多可郡多可町八千代区
築年数	40年
工事費用	約78万円
工期	14日
工事内容	＜雨漏り修理、屋根補修工事＞・軒先瓦調整工事・棟積み替え工事・谷入れ替え工事（既存瓦撤去・復旧込）ステンレス仕様・下り五寸丸交換工事・隅棟漆喰工事・鬼部・取り合い部コーキング工事・ケラバ工事・上合交換工事

施工中

大棟積み替え工事

①

②

③

④

⑤

⑥

※サムネイル画像のクリックでメイン画像を切り替えます。

①棟積み替え　工事前
②棟瓦撤去中（凍てなどで内部に水気が入って土が湿っている。またサラサラになって流れている）
③棟瓦撤去中（鬼瓦の中に土が流れています）
④のしコーキング
⑤棟積み替え　なんばん施工、のし瓦積み工事
⑥棟積み替え　冠瓦施工中

②③の部分は、棟瓦をはずした内部です。
　凍（い）てなどで内部に水気が入って土が湿っている状態です。鬼瓦の中にまで土が流れ込んでいます。